牛から排出されるメタンガスの排出量を減らすのは何か？

温室効果ガスが問題になってもう何十年経つだろうか…
わたくしが子供の頃から言われていた。

その中でも問題視されていた一つに家畜から出る温室効果ガス。
その中でも牛の食事の際にゲップの時に出るメタンガス排出量が問題視されていた。

今回Newsになっていたのを見て削減できる方法があり、取り組まれている事に
興味を持ったので少し見てみようと思う。

そもそもメタンガスとは？
牛の食事の時のゲップのメタンガスの排出について
まとめ

そもそもメタンガスとは？

有機物の腐敗や発酵などに伴って発生する、色も臭いもない可燃性のガス。ゴミの埋立処分場や湿地・水田、天然ガスの生産、バイオマスの燃焼、下水汚泥や家畜ふん尿の分解過程、家畜などさまざまなところから発生し、大気中にある反応性が高くて不安定な「OHラジカル」によって分解される。メタンガスは、地球温暖化を引き起こす温室効果ガスでもある。二酸化炭素（CO2）の次に多く排出されており、温室効果ガス全体の約2割を占める。しかも、その温室効果はCO2の約10倍だ温室効果ガスには二酸化炭素(CO2)、メタン(CH4)、一酸化炭素(N2O)、フロンガスなどがある。
今回取り上げるメタンガスにおいては二酸化炭素の28倍もの温室効果があるとされている。

牛の食事の時のゲップのメタンガスの排出について

牛には胃が4つあり、そのうちの第一胃と第二胃には内容液1リットルあたり10兆個以上の微生物（細菌など）が生息する。特に第一胃内には古細菌が高密度に生息し、発酵をさかんに行いメタンを生成する。発酵で生じる水素がメタンになり、げっぷとして排出されるのだが、細菌は本来えさを分解し、消化により牛に栄養を与える役割を担う。こういう動物に共通しているのは胃を4つ持ち「反芻動物」といわれています。
その食事の際に出るゲップの量で約16％に当たる約756万tが、ウシなどの家畜のげっぷで排出されたと考えられています

何がメタンガスの排出量を減らすのか？

温室効果ガスの問題になっているメタンガスの排出量を減らそうと研究の方は進んでおり、北海道大学の研究ではカシューナッツの殻からとれたオイルを牛の胃液培養液に加えた所、メタンがでない事が研究から分かっている。
他オーストラリアの研究では牛の飼料にカギケノリという種類の改装を少量まぜると、メタンの放出量が約99％削減したという研究事例も報告されている。